風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

Entries

誰が持っているの?

先日、国民金融資産のうち、家計部門の現金・預金の残高が847兆円あると書いた。この額は大きすぎてイメージが湧かないだろうが、上場企業1370社の経常利益が過去最高で30兆円、ほとんどの大企業が束になって挙げた年間利益の30年分に相当する膨大な金額。国民一人当たりにすると約800万円。たぶん、こんな豊かな国は地球にはないだろう。
国民金融資産残高経常利益2 


さて、いったいどこにそんなお金があるのか。ちょっと気になっていたので、際確かめた。こちらの統計は貯蓄だけで、一世帯あたりの平均値は1739万円。統計の出所が違うので正確な数値は一致しないが、まあ、互いに矛盾していない。その結果が下図。総額の2/3は60歳以上が保有している。しかも70歳以上で1/3。年寄がお金を持っているということは想像に難くないので、結果自体は想定内とはいえ、60歳以上で600兆円を保有しているわけだ(保険や株式もある)。実額を文字にするとすごい。これは20年分の経常利益。これが金融機関に眠っている。
貯蓄額年齢階級

これを更に腑分けしてみたのが下図。年齢階別の世帯数比と平均貯蓄額。60歳以上が世帯数でも一番多く、かつお金も持っている。合わせて平均所得も表示。さすがに、60歳以上になれば平均所得は低い。現役時代にそこそこ金融資産を持ち、退職金で2000万円越え、後は年金等で暮らして金融資産は減らさない、というのが平均的日本人の生き様のようだ。2千数百万円では、70歳になっても不安、ということだろう。
年齢階級別貯蓄額

若いうちは誰でもお金がないのは当たり前、日本人の多くが30-40年かけて蓄財してきた結果が800兆円という預金残になったということのようだ。

以上はストックの話。ここから10ページぐらいいろいろ書けそうだが、とりあえず先輩方およびご同輩の方々、お疲れ様でした。
関連記事
スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

右サイドメニュー

検索フォーム

最新トラックバック