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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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雪の積もり方

今回の何気ない大雪、アメダス藤原において、約二日半で100cmから180cmと80cm積もった。降り始めは気温も高く湿った雪だったと思われるが、根雪の上に積もったので、20cmほど着実に積もっていった。その後も気温は下がる一方で、雪もドライになりまた自重で潰れて暫くはそれほど積雪深は増えなかったように見える。そして30時間後には160cmとなった。
アメダス20141225-27

さて、雪は水でできている。だから雪の量が多ければ水の量、すなわち時間雨量も多い。100%この記述は正しいが、実は量について述べていない。よくある、表面的記述。今回はほぼ連続して雪が降ったが、それを30時間目付近で前半と後半に分ける。また時間ではなく、累積降水量と積雪深でプロットしてみる。それが下図。

前半戦(青)では累積降水量に対しほぼ直線的に、すなわち降水量に比例して積雪深が増えている(多少自重による減少が認められるが)。即ち、前述の時間経過による解釈は間違いで、単に降り方が減っただけ。一方、後半戦(茶)は、降水量に対して、半分しか積雪深が増えていない。最後の6時間はむしろ減っている。
降水量と積雪深

これが一般的な大雪の積雪のパターン。普通の雪だと10mmの降水量で20cmの積雪。70mmだと140cmになるかと言うとそうはならない。いくら軽くても重力には逆らえない、でした。
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