風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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中国製時限爆弾

日本をはじめアメリカや欧州で金曜日の株価が大幅に下落した。直接の原因は、多分、次のニュース;「中国当局は17日、投資基金会社などによる貸株解禁を発表。空売りの拡大により過度の相場上昇をけん制する狙いだ。」。

実は中国株はバブルの真っただ中にある。機関投資家が育っていない状況下、個人が株式売買の6~8割を占め、一般に企業業績や財務に対する関心は薄く、上がるから我も我もと群がるので、株価だけが舞うように上がっている。こういう状況がいわゆるバブル期の一般症状であり、株価は下記のように、出来高の急増を伴い短期間で急上昇する。この渦中にいる投資家には、明日も上がるという夢見心地症候群も現れる。だから、金曜日に上海株だけは上昇した。
20150418上海A株

さて、これから何が起きうるかというと、投資基金会社を機関投資家と認識して良いなら、まず機関投資家は大規模な空売りを仕掛けることができる。もし彼らが本気で空売りすれば、個人投資家がほとんどなので簡単に飛ばされる。下げ始めれば、さらに我先にと投げるので大暴落は必至、典型的なバブル崩壊パターン。所詮中国人だけの問題、というわけにはいかず、中国経済の更なる減速、投資資金の流出、通貨不安、財政不安などなどが、世界中、多分日本に大きく影響し、影響の中に幸せな要素は見つからない。ということでとりあえず、中国を除く世界中が中国当局に敬意を表して金曜日に株価を下げた。

中国株が下げない限りは問題がないわけだが、中国経済は減速中であり、悲惨な不動産投資やシャドウ―バンク問題を抱え、このまま上げ続けることはありえない。問題は、いつ中国人が逃げ出すか、にある。もしかしたら来週から?、それとも3か月後?いずれにせよ、時限爆弾のスイッチが押されてしまっているのが世界経済の今の姿。

今は、中国人が不幸になると、世界の人も不幸になるという不都合な因果にある。だからといって、中国の皆様、おしあわせに、とは絶対に思わないけど。

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