風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

Entries

ランズエンドを巡る冒険-(5)Men-An-Tol

St.IvesからB3306に入り、いよいよ旅の核心部に進んでゆく。Lands endまでの間に古代の石の遺跡や産業革命時代の遺跡が多数並び、リストしただけでも7-8か所ある。元々そんなに行けるわけないと不評であったが、出遅れたせいもあって1-2か所行ければ良いとして、Men-An-Tol(メンアントル)を目指す。イギリス人も知らないぐらいだから情報は2.5万分の1の地図だけ。といっても2.5万分の1の地図というのは市販の登山地図の2倍以上の精度があるので、自分の位置さえしっかり認識できれば情報としては完璧。

このB3306という道路、単なる地方道なのだが、荒野を縫って両側に非日常的な風景が展開するので、下手な日本の観光道路よりよほど感動的で、「地の涯」を巡る冒険にふさわしい。
LE052.jpg LE053.jpg

出発して4-50分で工場跡のようなものが見えた。車を停めれそうなので接近。どうもここからメンアントルに行けそうだ。陸側の山には数人の人影も見えた。道標の類は全くないが、踏み跡がはっきりしており、視界が良好な上、磁石と完璧な地図があるので希望が湧いてくる。なお、標識はあったが地図に地名が載っていないので何の役にも立たない。さすがイギリス。
LE054.jpg LE055.jpg

山と言うほどではないが、このあたりで一番高いので見晴らしはよい。確か標高は246mぐらい。山頂に立つと東側に広がるMoor(ムーア)と思われる荒野が広がっている。
LE056.jpg LE060.jpg

道標はないが、地図係の娘が、こちらに進めば地図に記載されている道に出るというので、そちらに進む。しばらく行くとしっかりした踏み跡に出た。道は南東に向かい更にT字路を右に進めばメンアントルの付近に至るはず。
LE062.jpg LE063.jpg

荒野の彼方には訪れるつもりだった遺跡の一つが見えた。
LE065.jpg LE064.jpg

突当りを右折すると左手は馬の牧場だった。日本人が珍しいらしく、立ち止まってじっとこちらを見ている。暫くの間、我々の後を追うようについてきた。このころ雨が振り出し、本当にあるの?という正しい質問に対し、もう少し行ってみようと促して200mほど進むと、初めてMen-An-Tolと書かれた黄色い小さな標識があった。今回の行程で唯一の道標は、目的地のごく近傍に置かれていた。低い土手が切れたその場所を左折する。右の写真の後方50mぐらい。撮影地点がMen-An-Tolの所在地。
LE066.jpg LE067.jpg

これがMen-An-Tol。いつ、だれが、何のために作ったのかわからないという。それはそうだろう。たいした道具もない時代に石を丸くくりぬく理由を正確に知ることは難しそうだ。いかにも、マジカルミステリーツアー。
LE068.jpg LE069.jpg

帰りは山に登らず、地図に記載されている道をB3306に戻る。撮影タイムが長かったせいもあるが、往復2時間ほどの探検。
LE070.jpg LE071.jpg
関連記事
スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

右サイドメニュー

検索フォーム

最新トラックバック